TOEIC参考書レビュー・書評

こんにちは、英語クマです。本屋に行くとTOEIC参考書がずらりと並んでいて、しかも行くたびに増えていて凄いなと思うこの頃です。

非常に多くの本が世に出ているTOEICではありますが、数年前TOEICを受験した際に面白かった参考書や、いまTOEICに向けて勉強している際に役に立ったなと思う問題集が個人的に数冊あるので、今回はそれらの本を振り返っていこうと思います。

(良ければTOEIC Part5&6 対策本レビューもご参照ください)

基本例文990選(アルク)

この本はTOEICのビジネス英語がどのような文体で出題されるか、また各パートの問題がどのように出題されるのかをざっくりと把握するのにとても良く役立ちました。

久しぶりにTOEICの演習をする前など、「どんな問題だったっけ?知らない単語とかあるかな」という状態になりがちですが、この本は本番に出題されそうな例文を990個位まとめた参考書であり、読むだけでも意外と自分の把握していない単語、特に難単語ではないがビジネス領域の同義語としては知らなかった単語、など把握することができて非常に面白かったです。

ちなみにこの本の大きさもハンディで片手より少し大きい程度なので、持ち運びや隙間学習にも有用です。

金のフレーズ

本書は言わずもがな、TOEICerの方々には銀のフレーズ、黒のフレーズ、暗黒のフレーズと合わせて、もはやバイブルといっても過言ではない単語帳かなと思います。単語のセレクトとページの構図、TEX加藤先生のコメントなど役立つ要素が沢山あり、かなり覚えやすく試験に即役立つ造りとなっています。

私は単語を暗記する時によくAnkiというアプリに手打ちで入力してフラッシュカード様式で暗記しますが、この本のシリーズに関しては本当に覚えやすいので特にそのような労力も不要で、赤シート使用のみで十分暗記できました。ちなみにまだ黒のフレーズ以上は取り組んでないので、余裕をみて始められたらと思っています。

860点突破(東進ブックス)

本書はシリーズになっており、その中でも水色の問題集ですが、この本の優れているところは問題を日割りにして小分けでトレーニングできるようにしているところです。公式の過去問集や精選問題集を使うとどうしても1セット演習のようになりがちですが、隙間時間を活かしていきたいときにはこの本から入ることでスムーズにセット演習に移行できるかなと思います。

ちなみに同シリーズで紫色の990点突破もありますが、そちらの問題集は結構難易度が高くて私の場合は数年前に1度挫折しました。また本棚の奥から取り出して、近日中に演習してみようかなと思っています。

おわり

今回は有用なTOEIC参考書を数冊厳選してPick up & Reviewしてみました。この書評がTOEIC対策中のどなたかのお役に立てれば幸いです。