検定試験ごとに、例えばTOEICとTOEFLでは違った試験当日の注意点があります。今回はTOEFLに焦点を当てて当日の過ごし方や準備について考えていこうと思います。
試験開始時刻の1時間前に着く
周りの雑音がどうしても気になるという方は、早めに会場に到着するのも良いかもしれません。
TOEFL当日は試験会場に着くと整理券を兼ねた名前サイン用の紙を渡されて、待機室で呼ばれるのを待つ流れになります。早く来た順番に教室に通される仕組みとなっています。到着時刻としては、試験開始の1時間前が、1番目で教室に入れる目安の時間になるかなと思います(御茶ノ水ソラシティなど人気会場では私は受けたことがないので、参考に留めていただければ幸いです)。
なぜ1番目で教室に入るのが良いかというと、周りがまだリーディング・リスニングセクションの時に自分もリーディング・リスニングを回答できるからです。逆に到着が遅れたりすると、近くの席の受験者がセクションを進めてスピーキングを始めていたりして、音が被って雑音が強くなり、最悪の場合リスニングの音声に全然集中できない、ということもあり得ます。
室温に合わせた服装を選ぶ
試験時間が改訂により約2時間に短縮されたとはいえ、試験中の体調管理は大事かなと思います。試験会場により冷暖房設備は異なりますし、一概には言えませんが、冬であれば羽織ものを用意しておく、夏であれば暑すぎない服装を選んでおくなど、体温調節に気を配ることで試験の内容に集中しやすくなるかと思います。
ちなみにハンガー設備の無い試験教室も多く、座席にかけて受験するスタイルになる可能性は少なくないでしょう。例えば冬場に、厚手のダウンを持っていき、座席にかけながら受験すると、席の後ろの通路を試験官や案内された受験生が通った時に、擦れたりぶつかったりして気になってしまう方もいらっしゃるかもしれません。そういったことを考えると、羽織ものはなるべくかさばらないようなものを持っていくのが吉だと思われます。
おわり
今回はTOEFLに特有の本番当日の事象について検討し、記事を書いてみました。とはいえ自身の限られた経験に基づいた考察であり、実際の会場では上記の話と違っていたりするかもしれませんのでご了承ください。この記事がTOEFLの高得点を目指されている方々のお役に立てれば幸いです。