こんにちは、英語クマです。今回は学会での英語プレゼンテーションについて述べていこうと思います。
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近年ではグローバル化の影響で、英語でのプレゼンテーションが義務化されている学会も増えていると巷に聞いています。せっかく多大な労力と時間を割いたデータ統計などで有意義な結果が出たというのに、発表が流暢でなかったり、上手く質問に応答できなかったりすると非常に困りますよね。ここでは、限られた時間と作業量でどのように英語プレゼンを乗り切るかについて考えていこうと思います。
原稿を事前に暗記しておく
帰国子女のような英語が日常レベルでない方々が、ナチュラルに英語を話したいと思うのであれば、むしろ原稿を暗記した方が良いと思います。パワーポイントのスライドをみてその場で思いついた通りに英語を話すと、即興作業のようになるので頭も疲れて、加えて内容もまとまっておらず、印象が良くないかなと思います。日本語の発表でもされている方は案外多いかなと思いますが、英語プレゼンにあたっても作った原稿を暗記してスラスラと話す準備は必要だろうと考えます。自分の場合にはコンビニなどで、紙媒体の原稿をプリント印刷して、数日費やして暗記に努めていました。
どうしても覚えられない方や、発表が長すぎて到底覚えられない!という方は、まずiPadを用意して、それに原稿を表示して堂々と話すと体裁が良いかなと思います。最近のアカデミックな学会発表では、English oralに慣れてない多くの方々は主にiPad片手のスタイルで、スムーズに発表されているように思います。
質疑応答は事前に予想して、アドリブで答えられるようにする
本題の発表が終わると、続いて聴衆からの質問コーナーに移ると思います。円滑に質疑応答をこなすためには、自分で質疑応答の内容を考えて英文にしておくと役立つと思います。発表の内容にもよりますが、具体的には10個以上準備していくと、どんな質問にも応答のパーツを頭の中で組み立てて即興で答えることが可能になってくるかなと思います。
そのような準備や暗記が難しいと感じられる方は、前の項目で例を挙げたiPadを使用する他に、「内容が難しいので、日本語でのご説明でもよろしいでしょうか」などと前置きすると良いでしょう。国内の発表であればスムーズに事が運ぶかなと考えます。
おわり
特に学会発表や英語面接に差し当たって自分が注意した準備方法は、上記の他にも数多くあるので、随時書き足していこうと思います。この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。