英検1級リニューアルに対する所感

今年度から新形式に変化

英検1級が今年度から新形式になったと聞きました。公式ホームページで調べてみると、リーディングの問題数が少し減り、その代わりにライティングに要約問題が1問追加され、比重が大きくなったとのことですね。

そもそも旧形式の1次試験は…ライティング重視

クマは旧形式の2021年度に合格していますが、その時は「1次試験はライティングの出来で決まる」という話も出回っていていました。確かにリーディングやリスニングに比べて、テンプレートやフォーマットなど気をつければライティングは直ぐ点数が上がる印象でしたが、今回の変化で今までにも増してライティング対策の重要性が増す気がしますね。

また、今回追加された推敲問題に関しては旧形式にはありませんでしたが、リーディング・ライティングの複合課題といったところでしょうか。英語の文章を英語で纏める点で、特にパラフレーズの能力が鍵だと考えられますね。この能力に関しては、自分の中で言い回しをストックして増やしていくのが重要と思われますので、ライティングにおいて汎用性のある表現を暗記していくのが良さそうですね。

クマが個人的にお世話になった参考書

クマはthe japan times出版の“英作文問題 完全制覇”で対策していました。ライティングの例が段落ごとに纏めてあり、それを覚えると本番にも活用してすらすらと書ける、という良書です。特に良い点としては、割と平易な英語で書かれていて読みやすく覚えやすい点です。ライティングの本というとあまり現実的でないレベルの解答を数多く載せる本も頻繁に目にしますが、それよりはこちらの方が活用しやすかったです。加えて、汎用性のある表現が多く掲載されており、暗記していく中で推敲問題のパラフレーズの能力も同時に高められて一石二鳥かなと思います。

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クマはAnkiというフラッシュカードアプリに覚えたい文章を記録して、単語を覚えるように暗記していきました。1-2ヵ月程度、隙間時間にこまめにスマホでアプリを開いて演習していくことで、模擬演習や本番でも書きたい内容を平易な英語でスムーズに書けるようになり、それが合格に繋がったと考えています。

おわり

ライティングを制することで1次試験合格の可能性も大幅に上がると思います。ぜひ上記の本や対策法も参考にされて頑張ってください。